緞帳「海の幸」は2022年の3月より展示ロビーにて展示をしている作品です。

この作品は青木繁の代表作である「海の幸」(アーティゾン美術館蔵)を模した綴れ織の巨大な緞帳です。

2017 年まで福岡県久留米市の市民会館にかけられていた緞帳ですが、建物の老朽化による解体に伴い撤去されました。

現在は青木繁の妻である福田たねをモデルとして描かれていると言われている部分を中心に本来の10分の1の大きさに裁断されています。
現在佐賀大学芸術地域デザイン学部に託され、同学部石井美恵准教授を中心に修復作業(害虫駆除、クリーニング、裏地の取り替え、裁断部の処理等)が行われ、ボランティア活動として地域の人々も修復に携わり、2022年3月19日に公開となりました。